図1(上図)のベースになっている図は、1960年以降発生したM6.5以上の大地震震央を示したものです。そのような地震が発生していない場所を第1種空白域とみなすと、被害地震(M6.5以上)の予想震源域(白丸)はすべてその空白域に属します。

 下図(図2)は、気象庁のデータを解析したものです。1960年から2009年2月28日までの通常地震活動を示しています。ここで、規則に則って地震の目を検出すると、3つの目が予測されます。1’は、今年すでに発生した駿河湾のものです(M6.5)。





















 これをわかりやすいように示したのが最上部の図です。近々水戸沖に大地震が発生するかどうかが、今後の首都圏を占う鍵をにぎるとみられます。