木村政昭ホームページ
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日本屈指のシカ化石が産出する、沖縄県南城市のジーブ洞探検が行われた。化石はもちろん石の持ち出しは厳禁だ！これは、月代の街の福島自治会長のアイデア で、子供を中心とした学習会です。木村が協力しました。それは、過去にこの付近に地震があったかどうかもわかるからです。

ここがジーブ道の入り口です。太平洋戦争の際、地元民２００名ほどがここに避難し、救われたと言われています。ここは月代の街か少し外れた所にあります。

では、過去に大地震があったのでしょうかか？あったと思われます。海抜１００ｍ以上の高さにあるこの場所は、今から２万年ほど前に隆起したあと中城湾側が陥没したものです。その時、大地震や大津波が起こったと推定されます。

現在、ここより北東へ１００kmほど離れた海の中で地震がおこっても不思議ないと考えることができます。月代の街は地震に強いと思われ、あわてる必要はありませんが、ここ数年間は注意する必要があります。

月代の街はずれにあったこの写真は何でしょうか。ハブとり器だそうです。地震よりハブの方が恐そうですね。しかしハブの名誉にかけて弁明すると、ハブは地 殻変動を見てきた貴重な「生き証人」なのです。彼らは、何万年も前に月代の街が中国大陸と地続きだったころ大陸から渡ってきました。その後地殻変動によっ て大陸から切り離されてこの町に取り残されて居るのです。と言うことは、ハブ（の先祖）はその地殻変動を見ていた事になるからです。