2008年4月28日
2008年4月28日宮古島で震度4

28日、宮古島は震度4の地震に見舞われたが、なぜこの付近で近年地震活動が活発なのでしょうか。それは、宮古島付近が第2種B型空白域に入っているから と思われます。しかし今回の地震は、宮古島付近にできたサイスミック・リング内での活動と思われる。今後、サイスミック・アイでの大地震の発生が気にかか る。

 

気象庁によると、2008年4月28日02時32分頃有感地震が発生した。宮古島市平良西中曾根などで震度4を記録した。

これは、宮古島の南に予想される地震の目”サイスミック・アイ”(木村著『大地震の前兆をとらえた!』、2008年刊)の周辺をドーナツの輪のようなサイスミック・リングができていて、今回の地震は、そこでの活動と見られます(図2)。

80-073.0100

 

木村著によると、サイスミック・アイ付近での本震発生は、2009±3年と見積もられています。それによると今年はすでに危険期に入っている可能性があり、注意が必要と思われます。

このエントリーをはてなブックマークに追加