2008年7月19日
2008年7月19日福島県沖のアイで本震発生

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2008年7月19日(土)午前11時39分頃大地震(M6.5)が発生しました(図2青☆)。震源地は福島県沖、北緯37.5度、東経142.5度で、震源の深さは約10km, 規模はM6.6と推定(気象庁)。

これは予想震央より北西へ38kmほど離れていますが、福島沖アイの一部に当たります。

 

 

一昨日パリの一人旅から帰って休む間もなく、首都圏付近が揺すられた。しかもその意味は決して軽いものとは思われません。

 

下図(図1)は木村(2008)よりとった図にその後推定されたサイスミック・アイの一を示したものです(青丸)。今回の地震は、2008年±4年にM6.5以上の大地震発生が予想されていたサイスミック・アイ付近で発生しました。

今回のM6.6の地震は2008年でM6.6と推定されるものでした。

 

幸い100km以上離れた沖合で発生したものですが、他のアイでの発生は現実のものとして検証していく必要性があるものと考えられます。

 

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参考

木村政昭(2008)大地震の前兆をつかんだ。第三文明社刊。

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