- 2008年8月3日
- 秋田沖に新たな目(サイスミック・アイ)
目の数は決まっているわけではない。
図1の下図は、木村(2006)の『次に大地震は○○』からとったものです。7.東北では、太平洋側で大地震が起こると次は日本海側で起こる可能性があるので、検討した結果新たな目と思われるものが見つかりました。
新たな目は、139°10’E, 39°30’; 139°40’, 39°50’で囲まれる地域に推定されます。目の立ち上がりから、西暦2013±4年に本震が発生する可能性があります。
一方、岩手山(39°51’09”、141°00’04”)のP2(木村、2008等参照)を1998年の火山性地震活動とすると、火山から推定震央までが162kmなので、本震までの時間が P2から 13年と計算されます。すると、2011±4年に大地震と推定されます。
目と火山との結果を平均して、本震は2012±4年と推測されます。
この地震は、下図の7.山形沖空白域の修正位置とみられます。いずれにしろ、この付近は注意が必要と思われます。