2008年8月23日
8月22日、栃木・茨城・福島県震度4発生

080822

 

気象庁によると、19時59分、36.5°、140.7°、深さ50km、M5.1の地震発生。これは最近確認された鹿島灘沖アイのリングの部分で発生。アイ付近の大地震の発生は、2010±4年(M≧6.5)と試算されています。

 

図2は、7月19日に示した図に、今回の地震の震央を赤★印でしましたものです。この赤星印は、鹿島灘沖アイをとりまくサイスミック・リングでの活動とみられます。本震発生が上記のとおりとすると、もう危険期に入っていることになります。

 

shapeimage_2

 

このアイの南に千葉県北東部アイがありますが、先日まではこのリング内の活動が活発だったわけです。では、リングの活動と本震との関係はどうなっているで しょうか。現在解析中ですが、定性的には、リングの地震活動が活発になると少し遅れてアイの地震活動が活発になる傾向があります。リングが活動している間 は本震までに間があると言うことでしょうか。

したがって、リングとアイの活動を組み合わせながら見ていくと、短期予知も見えてくる可能性があると思われます。

このエントリーをはてなブックマークに追加