2009年2月3日
中央日本付近の最近の火山・地震活動

浅間山の噴火に関連して、中央日本付近の活動を見てみると、三宅島大島噴火が2000年にあり、浅間山噴火が2004年にあった(図2)。それらが主噴 火(P2)と思われる。そのまえのP2は、伊豆大島の1986年に大噴火があり、それに対応するように2000年に三宅島近海地震(M6.5)が発生し た。

 

図2では、参考までに過去の1923 年”関東大地震”や1987年”千葉県東方沖地震”と関東付近の火山活動との関連を示しました。その点では、近年の三宅島と浅間山の噴火活動に対応する地 震活動については、きちっと検証すべきでは内でしょうか。首都圏北東部および付近には、図2に示されるような地域(★印)の活動が気になるところです。

 

図1(上図)は、首都圏北東部の地震の目の月別活動を示したものです。データは気象庁によるものを用いました。1983年以降地震回数が段階的に増加していて、私には典型的なサイスミック・アイの活動に見えます。2008年現在通常地震活動がかなり行われているようですが、これがピタリとなくなると気になります。

 

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図2 ★予想震央(木村政昭による)

 

 

図3 噴火と地震の関係。最近の浅間山の活動も同様な経緯をたどるのか。

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