2009年11月1日
2009年10月30日、奄美大島北方でM6.9発生の意義

MK091101

深さ30kmで発生したものであるから、フィリピン海プレートのものではない。このすぐ南に予想されている奄美大島の被害地震との関係が気になります。

 

南西諸島をのせるユーラシア・プレート内で発生した、いわゆる直下型です。 これが陸域で発生したら大被害が生じた可能性があります。

私は、この地震が奄美大島付近に予想されていた地震の可能性がないか、検討してみました。しかし、この地震は、それとは違うものと考えられます。この地震 発生による、ストレスは隣接する奄美大島に集中して、そこでの地殻ひずみが増大し、より大地震発生の可能性を高めたものと予想されます。

奄美大島の場合は、陸域にかかる可能性が高いと思われます。しかし、発生はまだ先のことのようにみえますので、関係当局の検討を期待したく思います。

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