- 2014年3月22日
- 房総沖に大地震は起きるのか
2011年の東日本大地震(Mw9.0)発生以降2013年までの、房総半島沖のマグニチュード(M)0以上の地震活動から、大地震発生の可能性をさぐってみました。
図1は、房総半島東方沖に見られる、”地震の目”のような、通常地震の活動域です。現在、富士山下のマグマが地下数キロか、それより浅いところにまで上昇してきている可能性が推定できます。震源は、気象庁(JMA)公表のデータを用いました。
図2は、図1で示した”地震の目?”内の地震活動を示したグラフです。M3以上の地震をプロットしました。このグラフによると、ここには”地震の目”は発生していないと判断されます。したがって、本域では、M6.5以上の大地震の起こる可能性はないとみて良いかと思われます。