2010年2月7日(日)、石垣島沖でM6.6の地震発生
2010年2月7日
この地震は、本ブログの2001年1月5日の地震予測図MK2001.01.05版に予測していた石垣島近海の地震と誤差の範囲で一致しました。予測がほぼ的中と見なしましました。これは非常に重要な意味を持ちます。
MK2001.01.05版では、本地震予測の際の誤差範囲が標記されていなかったが、通常誤差範囲は±4...... [記事を読む]
About 2004 Sumatra Earthquake (8.7)
2010年2月3日
Now, I would like to predict a great earthquake occurred in Sumatra (M8.7 and Ms 9.3) in 2004 by the data.
1) In order to predict of occurrence of the 2004 Sumatra E...... [記事を読む]
2010年1月ハイチの大地震の前兆
2010年1月14日
日本時間の2010年1月13日、現地時間の1月12日、カリブ海に浮かぶハイチでM7.0あるいは7.3とされる大地震発生、甚大な被害を出しつつある。その地震に前兆はなかったのか。
この地震について、地震の目が生じていなかったか見てみたいと思います。例にならって、まずこの40年間ほどの通常地震か都度を見てみた...... [記事を読む]
日本地震予測図の新バージョン
2010年1月5日
2009年8月11日駿河湾でしたM6.5の地震は、MK091106バージョンで予想されなかった地震に入っていましたが、「ほぼ的中」にランクアップしました。その理由は以下に述べます。
かなりの被害が出たこの地震は、下図のAとした地震の目の近傍で起こりました。図32は、2008年間の拙著『大地震の前兆をとらえた』の167ページの...... [記事を読む]
2009年12月からの伊豆半島東方沖の地震活動とその意義
2010年1月4日
2009年12月17日から伊豆半島の付け根の伊東市沖付近で、小規模の地震活動が続発しはじめました。駿河湾でM6.5の被害地震があった後なので、心配の声もきかれます。私は、これは地震学的に重要な意味を持つものと推定しています。
下図は、東海沖の地震活動を示した図です。気象庁の震源データを用いています。ここに示す図はすべて深さ100km...... [記事を読む]
2009年10月30日、奄美大島北方でM6.9発生の意義
2009年11月1日
深さ30kmで発生したものであるから、フィリピン海プレートのものではない。このすぐ南に予想されている奄美大島の被害地震との関係が気になります。
南西諸島をのせるユーラシア・プレート内で発生した、いわゆる直下型です。 これが陸域で発生したら大被害が生じた可能性があります。
私は、この地震が奄美大島付近に予想されていた地震...... [記事を読む]
2009年スマトラ地震 (7.9)の目
2009年10月2日
サモアの地震に引き続いて2009年9月30日、スマトラ島南部でM7.9の巨大地震が発生(QEDによる)、またまた大被害が出た。この地震にも2006年までのISC(世界地震センター)の震源データを見ると、大地震の前兆と見られる”地震の目”の発生が認められます。
図1は、ISCのデータを解析したものです。M5...... [記事を読む]
サモア巨大地震発生。事前に地震の目はあった!
2009年9月30日
utc.時間、2009年9月29日、サモア諸島近海でM7.9の地震が発生した。これは、いきなり発生したものではなかった。30年ほど前から、地震の 目が発達してきた物であった(図1)。これを他山の石として、本邦の地震・津波発生に関して事前にキャッチする努力は怠るべきでないと思われます。...... [記事を読む]
Tokyo earthquake
2009年9月6日
首都圏も震災に遭う可能性があると専門家が警告しても、具体的に見えていないと対処できません。基礎研究の立場からは、どのような見方ができるのでしょうか。
図1(上図)のベースになっている図は、1960年以降発生したM6.5以上の大地震震央を示したものです。そのような地震が発生していない場所を第1種空白域とみな...... [記事を読む]
首都圏付近の地震・噴火
2009年9月4日
上図は、2009年9月4日付け週間ポストに描かれた図です。そこでは、3名の専門家が指摘する危険区域が関東南部に集中するので、要注意という指摘でした。一見バラバラに見えるこの指摘が、実は整然とつながります。
下図は、地震の目と噴火と地震の関係から推計した、首都圏付近の地震噴火の関係です。...... [記事を読む]