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7月24日、岩手県北部でM6.8の地震発生
- 2008年7月24日
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7月24日岩手県北部にM6.8の地震発生。予想域のアイの西部で発生したとみられる。
図1の①は、三陸沖空白域とされ、2005±2 年ころの発生が予想されていました。しかし、実際には、その内陸側に2008年に発生し、 予想より小さな地震がやや遅れて発生したと言うことになります(赤☆印)。その南の青色の☆......
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2008年7月19日福島県沖のアイで本震発生
- 2008年7月19日
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2008年7月19日(土)午前11時39分頃大地震(M6.5)が発生しました(図2青☆)。震源地は福島県沖、北緯37.5度、東経142.5度で、震源の深さは約10km, 規模はM6.6と推定(気象庁)。
これは予想震央より北西へ38kmほど離れていますが、福島沖アイの一部に当たります。
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2008年7月8日沖縄近海にM6.oの地震発生とその意味
- 2008年7月8日
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2008年7月8日16時42分頃、北緯27.5度, 東経128.5度で深度50km、M6.0と推定される地震が発生しました(気象庁)。これで奄美ー沖縄にはもう大地震は起きないのでしょうか?
今回の地震は、気象庁の資料を整理してみると、奄美に推定されるドーナツ(サイスミック・アイ)と沖縄アイを取り囲むサイス......
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カムチャッカに地震の目?
- 2008年7月7日
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カムチャッカに地震の目と思われるものが2つ観測されます。本震の予想は、2026±4年と2004±4年です。これらについては、今後、火山活動との関係で予測年をチェックしたいと思います。......
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首都圏周辺に新たに2つのアイ?
- 2008年7月1日
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首都圏周辺の地震の目”サイスミック・アイ”のチェックを行いました。図1の青い円のうち下と真ん中の円です。木村政昭(2008):『大地震の前兆をとらえた!ー警戒すべき地域 はどこか』の口絵からとった図に2008年岩手・宮城内陸地震と新たな目?をプロットしたものです。
図2は、SeisViewによる通常地震の震央分布です。
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新たな地震の目発生?
- 2008年6月26日
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2008年6月14日08時43分、平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震が発生しましたが、数年前からその南の方で新たな地震の目と思われる活動(青丸)が認められます。本震発生までには十分時間があるので、検証が望まれます。
上図は、木村政昭(2008):『大地震の前兆をとらえた!ー警戒すべき地域 はどこか』の口絵からとっ......
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大地震ー日本と中国の関係
- 2008年6月20日
- 2008年四川大地震の発生を機に、日本列島の火山・地震活動との関係を調べてみました。日本列島が活発化すると中国大陸で大地震が発生するようです。
図1(上図)は、木村(2008) の図に手を入れて日本列島ー中国とプレート運動の関係をみたものです。四川大地震は、インド・プレートの北上の影響によるものと考えられ......
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岩手・宮城内陸地震の前後の地震・火山活動
- 2008年6月17日
- 地震前には、栗駒山火山に地震が群発した。これをこの火山の主活動期ととらえると、他地震の起こり方も見えてくるように思われます。
昨日は、岩手県側の空白域のチェックを行いましたが、今日は宮城県側のチェックを行ってみたいと思います。なぜなら、大地震でひずみが解放されると、その周辺に応力が集中してやがては大きな地震をおこすひずみをためる可能......
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中国四川大地震とスマトラ地震の関係
- 2008年6月6日
- インド-オーストラリア・プレートが潜り込んでいて、それにおされたユーラシア・プレート内に歪みがたま り”四川大地震”が発生しました。木村(2006)の予想域の一部で発生したことが見てとれます。 チベットプレートが潜り込んでいて、それにおされたアムールプレート内に歪みがたまり”四川大地震”が発生しました。木村(2006)の予想域の一部で発 生したことが見てとれ......
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四川大地震はなぜ起こったか
- 2008年5月31日
- 1970から2005年までの通常地震地震活動を見ると、中国東半部に2つの地震の目(サイスミック・アイ)が見られた。このうち南の四川アイで2008年四川大地震が発生した。他の一つも同じ条件にある。
図1は、近年の中国に見られた地震の目(サイスミック・アイ)です。このうち、四川アイで2008年にM8の巨大地震が発生しました。現在は、その......
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